SENCOの役割
Early Years同様、SENCOは特別支援についての相談や支援といった役割を担うコーディネーター・中心的存在です。特別支援に関する基本的なやりとり・相談窓口はSENCOとなります。SENを持つ子どもの把握やSENサポートへの介入、特別支援に関して学校のスタッフや多職種との連携、EHCPの取得など、その役割は多岐にわたります。Maintained Mainstream School（地方自治体から資金提供を受けている主流学校:現地公立校）、Mainstream Academy、フリースクールにはSENCOが配置を配置する義務があります。Independent schoolも多くはSENCOを設置していますが、Maintained Schoolのような法的義務はありません。Maintained Special SchoolにもSENCOの配置義務はありません。
学校に配置されるSENCOにはいくつかの資格要件が求められます。2024年9月より規則改正し、Mainstream School（Maintained, Independent, Academyなど）に配置される全てのSENCOに国家専門資格NPQを必須資格として取得を義務付けました。